助成金申請を考えるなら整備すべき3つの書類
今日は助成金申請の際に高頻度で必要となる3つの提出書類についてお話します。
いざ助成金を申請しようと思っても、この3つの書類を揃えていなかったために申請ができないということがないように、早い段階で書類の整備を始められることをお勧めします。
①雇用契約書
社員さんを雇用した際に社員さんと交わす契約書です。
働くうえのでルールを記載しなければなりません。
【定めるべき事項】
・雇用期間
・期間の定めがある場合は更新の基準
・就業場所、業務内容
・始業・終業時刻、休憩時間 ・休日
・給与の内訳、締日・支払日、支払方法
・昇給・退職に関する事項
等
②出勤簿やタイムカード
社員さんが業務を始めた時間と終えた時間が記録されたものです。
社員さんの勤務時間を管理するために必要となります。
③賃金台帳
社員さんごとに以下のような給与の内訳が記載されたものです。
・出勤日数や勤務時間
・基本給や手当の額
・雇用保険料や社会保険料
・所得税や住民税
等
助成金を申請する際、他の条件は満たしていても3書類の内容に不備があれば、不支給となってしまう可能性があります。
大切な書類ですので、きちんと整備されてくださいね。
社会保険労務士 伊山 光里